私は何本イヤホンを買えば気がすむのでしょうか。
しばしばイヤホンのレビューに「100均のイヤホンと比べると」という表現がでてきます。100均のイヤホンはどんな物かと気になったので買ってみました。
ダイソーの「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」AL‐001。330円(税込み)
今回の感想はエイジング無しのものになります。
ケーブルが針金みたいです。断線が心配です。
本体は耳に入れる部分に角度がついていて左右がわかりやすいです。
音は硬めに感じました。説明どおり低域と中域が強いですが高域もちゃんと聞こえます。キラキラしています。低域だけ強いのかという予想に反し、音楽を聴くのに問題ない音の出方です。音のこもりは気になりません。
ただし得意不得意があるようです。
YouTubeで大江戸捜査網のテーマを聴いたら、ホルンの音がしなびている感じでした。
また、CDラジカセで坂本龍一さんの「美貌の青空」を聴いたら、CDラジカセの低音強調+イヤホンの低域強調+教授のボソボソ声で低音がボコボコして歌が音に埋まっていました。
ちなみにラジオの音はAMもFMも普通に聴けました。
しばらく使っていたら耳が痛くなりました。イヤーピースの大きさが合っていないようなのでfinalE1000CのSサイズのイヤーピースに替えてみました。
えっ!!これは…、好きな音だ!!
管楽器の音のしなびた感じがなくなりました(E1000Cの聴きやすく耳に優しい音には負けます)。
驚きました。すごいぜダイソー。すごいぜfinal。
ただこれは持っている物を使ったらたまたまうまくいったという話であって、330円のイヤホンをパワーアップする為にわざわざ1000円位するイヤーピースを買うのはおすすめできません。その予算で高めのイヤホンを買うほうがいいのではと思う私です。ダイソーの330円はケーブルが不安なので。
今回の購入のおかげでダイソーのイヤホンの実力を思い知らされました。ダイソー恐るべし。これと比較されるほかのイヤホンはたいへんだと思いました。
でも、シチュエーションCDをきく時は耳にやさしく聴きやすい音のE1000Cを使うことになるでしょう。世の中そんなもんです(笑)。