たぶん声と物語

18歳以上推奨作品を中心としたシチュエーションCD・音声の感想です。

「花の嫁入り−桃酒奇譚 天狗録ー」(CV冬ノ熊肉)感想

声に出して言いたい日本語、熊肉天狗。(大嘘)


最初に一言。
純和風ファンタジーなのに、タイトルコールで「アイリスクォーツ プレゼンツ」と横文字ぶちこむのは止めてほしい。


天狗です。
大柄な天狗とキャラクター説明にあるとおり、翼の音が大きいです。バッサバッサと飛んでいます。
一人称が「わし」です。天狗だからありです。

ストーリーはよくあるパターンです。
諸般の事情で一緒になった2人が仲良くなって、障害を乗り越えて、もっと仲良くなってめでたしめでたしです。
しかし、細かい部分がいいです。川で魚を捕まえて食べる場面とか、最後の一本杉の上から山や里を眺める場面とか。
天狗がヒロインと暮らすなかで、様々な感情を知っていくという展開にぐっときました。いい話です。

ステラワース特典を聴きました。
2人が初めて海へ行った話です。海に向かって叫ばないけれど、青春してるなぁと思いました。


本編の話に戻ります。くどいようですが、タイトルコールに違和感を強く感じました。そこだけが残念です。
あとはよかったです。