たぶん声と物語

18歳以上推奨作品を中心としたシチュエーションCD・音声の感想です。

シチュエーションCD

「Villain−the story of killer−」(CV切木Lee)感想

孤児院で一緒に育った幼なじみの2人の話です。ヒロインは教会のシスターで、彼は食肉処理の仕事をしています。実際は題名にあるとおり殺し屋です。 彼が教会で懺悔するかたちで2人の生い立ちが説明されます。これがいかにも説明!ではなく、とても自然にセ…

「Jacks or Better~No More Bet~」(CV土門熱)感想

ルジュノワスピンオフ、ジルの続きです。 アーレンが「Maximum Bet」でリスナーたちの感情をぐちゃぐちゃにしていたその時、ジルは何をしていたのかという話です。 ですが、「Maximum Bet」を聴かなくても問題無く楽しめると思います。 すごいものを聴いてし…

「Jacks or Better~Rouge et Noir Side Bet~」(CV土門熱)感想

ルジュノワのスピンオフです。ヒロインがFBIの捜査官なので他の作品とは別人ですが、テーマ曲とタイトルコールも同じで実質ルジュノワです。 FBI捜査官のヒロインが犯罪組織ハウスに潜入する話です。 冒頭からヒロインが拳銃撃ちまくりです。作品内では述べ…

「花の嫁入り―星酒奇譚 龍神録―」(CVテトラポット登)感想

地元でひどい目にあっていたヒロインは、龍神様をひと目見ようと村を出ます。力尽きて倒れたところを龍神様に助けられ……、という話です。 龍神様のキャラクター説明に「面倒見がよく惚れっぽい」とあります。あらすじとこの説明だけでいい話ほぼ確定ですが、…

「当世着物男子恋綴り−桐人編」(CV四ツ谷サイダー)感想

着物男子にもいろいろな種類がありますが、この作品は茶道の先生とのあれこれの話です。 ヒロインは友人の結婚式で先生と出会います。そこから教室に通うことになり、お茶会を手伝うため先生から1対1で特訓を受ける事態になります。ぐいぐい話が展開します。…

「In the room~イン・ザ・ルーム~」(CV茶介)感想

ネタバレ厳禁。号泣必至。 この作品を未聴でこれから聴こうとしている方にお願いです。この記事読まないでください。 私、頻繁にネタバレしたくないと申しておりますが、いつもとは比べられないほどネタバレ厳禁です。「In the room」はあらすじを書くことす…

「Rouge et Noir~All In~」(CV鷹取玲)感想

第2シーズンの課長の話は暴力団おうりゅう会(漢字不明)との因縁に決着をつける内容です。 私、CDを聴き終わったら、拳を握りしめ「よっしゃ~!!」と叫んでガッツポーズをしていました。勝利宣言です。何に対しての勝利かはわかりません。大丈夫でしょうか? …

「Rouge et Noir~Eye in the Sky~」(CV鷹取玲)感想

口は悪いが人使いが荒い、周防課長の話です。 犯罪組織ハウスを壊滅させる為、課長が現場に出てきます。ひよっこ(ヒロイン)は周防課長と一緒に捜査することになります。 課長がかっこいいです。 ハードボイルドで大人です。 経験に基づいた言動といい、過去…

「花の嫁入り−清酒奇譚 妖狐録」(CV千渡レナド)感想

人外物のド定番、狐です。 狐はたくさんありますが、狸はなかなかないような気がします。 幼い時神隠しにあってお狐様と一緒にすごしたヒロインが、成人してからお狐様に再会する話です。 お狐様は最初に会った時からヒロインが好きで、ヒロインは隣に住んで…

「SEX DRIVE 私の目が離せない後輩・中邑陽介」(CV冬ノ熊肉)感想

あらかじめお断りします。 彼を中邑と呼び捨てにします。御了承ください。 セクドラは小説の1冊目をすでに読んでおります。 この個性の強い姐さんを、音声だけで、しかも姐さんのセリフ無しでどう表すのか気になって、CDを聴いてみました。が、買ったCDは「…

「Melt and Float 夕立」(CV四ツ谷サイダー)感想

夏だからというわけではないですが、メルフロ夕立です。 母校の校舎が取り壊されるので見に行ったら、部活の先輩で2年前に別れた元カレと再会した話です。この2人、嫌いになって別れたわけでないので、険悪な雰囲気にはならないです。 近況などを話している…

「Melt and Float 潮騒」(CV四ツ谷サイダー)感想

私事ですが、四ツ谷さんのアナウンサーというだけで、どんぶり飯食べられるような気がします。 伸二郎アナ(多分民放キー局勤務)と通訳のヒロインが南の島のロケ地で二人きりで過ごす話です。 この二人、実は酔った勢いで一夜を共にしたことがあり、さあこれ…

「感応時間14~虚像の半身~」(CV阿部敦)感想

アダム君は工場長さんが会社に無断で作ったAIの人です。ヒロインは本社のカウンセラーです。 ヒロインが工場長さんのいない隙にアダム君に会いに来る話です。 防犯カメラがあるはずだから、絶対バレてるよな。 ヒロインはアダム君のいるモニターの向こうの電…

「花の嫁入り−麦酒奇譚 閻魔録−」(CV久喜大)感想

あの世へ行ったヒロインが生き返るまでの間、閻魔様の部屋に滞在する話です。 ジャケイラに、髪ツンツンで金具のついた服を着て、耳にピアスをたくさんつけたロックな眼鏡の兄ちゃんがいます。これが閻魔様です。なんか新鮮。 この閻魔様、見た目通りのガラ…

「HONEY TRIP−恋愛小説家と恋愛中−」(CV千渡レナド)感想

CDを再生したらいきなり流暢な英語が出てきてびっくりしました。 アジアン雑貨店を出す夢を持つヒロインが、旅先で助けてもらった彼と意気投合して(以下略)という話です。 日本に戻って再会します。そこであらためて告白、両想いとなります。帰国してからの…

「ステラくんの一日店長−秘めやかなエスコート−」(CVテトラポット登)感想

どうでもいいことですが、私はステラワースさんの通販を利用していますが、店舗には行ったことがありません。本当にどうでもいいことですね。 一日店長のステラくんがステラワースでの買い物に付き合ってくれる話です。 しかし、ヒロインは最初拒否します。…

「Melt and Float 温泉」(CV四ツ谷サイダー)感想

今回はネタバレ多めです。 ヒロインは家業のペンションを手伝っています。両親の旅行中に、ある男性客が泊まることになる話です。ペンションの風呂が露天風呂の温泉だからタイトルが温泉です。ペンションに宿泊中の彼とラジオの話やヒロインが飼っていたハス…

「花の嫁入り―櫻酒奇譚 妖樹録―」(CV桜川春仁)感想

このシリーズ、続くなぁ。今作品はあらすじを読んでも展開が予想できませんでした。 桜の精とその結界に入り込んだ人間の話です。 感想だけ言うと、そうきたか!泣いた!今回もいい話だ!です。歳をとると涙もろくなっていけません。桜の精は結界に入り込ん…

「オ・ト・ナ限定 お咎めCD PenaltyⅢ」(CV柿原徹也・千葉繁)感想

オ・ト・ナ限定だけど全年齢です。あの千葉繁さんがシチュエーションCDに出ているというので聴いてみました。リーフレットの「心がまえ五ヶ条」に聴く時は正座しろとあります。催眠音声以外で聴く姿勢を指示されたのは初めてです。 まず、柿原さんの貴族の彼…

「花の嫁入り―甘酒奇譚 白蛇録―」(CV河村眞人)感想

忠告。蛇の苦手な人はこのCD聴かないほうがいいです。 最初はマリッジブルーの話っぽいですが、花の嫁入りですからそっちの方向には行かないという訳です。そっちってどっちだ?作品設定にあるとおり、棗芽(なつめ)さんの正体は白蛇の神様の尸童(よりまし)で…

「花の嫁入り−桃酒奇譚 天狗録ー」(CV冬ノ熊肉)感想

声に出して言いたい日本語、熊肉天狗。(大嘘) 最初に一言。 純和風ファンタジーなのに、タイトルコールで「アイリスクォーツ プレゼンツ」と横文字ぶちこむのは止めてほしい。 天狗です。 大柄な天狗とキャラクター説明にあるとおり、翼の音が大きいです。バ…

「Rouge et Noir~Show Down~」(CV四ツ谷サイダー)感想

ジャケットを見て「セナ君、大人になって〜。」 声を聴いて「声も大人になって〜。」 もはや孫に対するばあさんです。この作品、「Pure Bluff」の続きというよりはどっちかというと「All In」の続きです。 伏線回収に、周防課長の敵討ちの後日談に、新しい事…

「Rouge et Noir~Pure Bluff~」(CV四ツ谷サイダー)感想

今回もルジュノワです。最初にキャラクター説明を読んで、セナ君のことを「僕は報酬さえ貰えれば誰の依頼でも引き受けます。」と言いそうな煮ても焼いても食えない奴だと思っていました。(作品内にそんなセリフはありません。) 実際そんな感じでした。○メ○ク…

「Rouge et Noir~Maximum Bet~」(CVテトラポット登)感想

タイトルコール耳近い!! 感動すると言葉を失うと言いますが、このCDを始めて聴いた後15分ほど意識がどこか行ってました。 それくらいすごいです。ルジュノワの中でもこの作品は別格です。 ただし、この高評価は「Double Down」の続編としての評価です。もし…

「Rouge et Noir~Double Down~」(CVテトラポット登)感想

シチュエーションCDを聴き始めてまもない頃のことです。 あちこちの感想ブログを読むと、ルジュノワの話がよく出てくるのです。キ○○クとドンパチがあって、ストーリーが面白い、と。そこで、アニメイトに行って「Double Down」と「Pure Bluff」があったので…

「退屈娘は更生できない」(CV土門熱・千渡レナド)感想

題名は漫画で、ジャケイラとタイトルロゴはラノベ、内容はややこしい三角関係です。あらすじ ヒロイン(お嬢様)のお世話係の溝呂木さんがヒロインの退屈しのぎに高良さんをあてがったら、二人が仲良くなっちゃってさあ大変。この溝呂木さんが「こじれたややこ…

「感応時間5~タナトスの兄弟~」(CV斎賀みつき・代永翼)感想

ジャケイラがどう見てもBL。非業の死をとげ祠に祀られている兄弟と、小さな死を体験する遊びをする話です。 恐怖と紙一重の快楽を味わうということで、怪談仕立てです。怖がらせる表現がばんばん出てきます。が、しかし、私は恐怖を味わうことができません。…

Reverse;~敏腕社長と溺愛彼氏~(CV茶介)感想

ジャケイラの背景が畳に見えました。視力落ちたかな?お付き合いしている社長と秘書カップルの話です。 トラック1は仕事中です。重役連中に文句は言わせない勢いでバリバリ働いています。 トラック2は仕事が終わってプライベートなんですが……。激甘っす!!別…

「監禁男子−浴室の秘密−」(CV四ツ谷サイダー)感想

怖いのやツラいのが苦手なので、監禁って大丈夫かなと思って聴き始めたんですが、この作品は平気でした。痛いこともしなかったし。速水さんちの浴室に閉じ込められているシーンから話が始まります。 サスペンスなのか?と思ったら違いました。監禁生活の話で…

「感応時間1 甘味処」(CV遊佐浩二)感想

このCD、事前情報全くなしで聴きました。 甘味処に立ち寄って、店主の人に店の奥に案内されます。 が、いきなり「このCDは催眠の技法を(以下略)」と重要説明が語られます。 催眠?これ、催眠のCD? ジャケットにもリーフレットにも何も書いてなかったぞ。 そ…