たぶん声と物語

18歳以上推奨作品を中心としたシチュエーションCD・音声の感想です。

ヤバい司書さんの愛の告白(CV中澤まさとも)感想

がるまにさんの配信限定作品です。同人か商業かわからないのですが、どっちなんでしょうか?

ヤバいんだそうです。コピーが「付き合ってはいけない男」です。
全年齢のヤバいだから、ストーカーかなんかだろと思ったら、予想が外れました。ヤバいってそっちかよ!!
ネタばらしできない結末なので、これ以上言えませんが、ヤバいです。

この司書さん、説明に「内面には若干の問題あり」とあるとおり、好青年ではありません。
図書館に通っているヒロインに「友達も恋人もいないんですか」と言っちゃう人です。しかし、不快になれないです。さすがシチュ彼。

そしてこの作品、動きながら話したり、近づいて耳もとでささやいたりする場面が多いのですが、音の聴こえる位置が的確です。声優さんの技なのか録音技術なのかわかりませんが、すごいです。ダミヘ使いの見本かもしれません。

この話、最後に蝉の音をぶった切る余韻無しの終わりかたをするのですが、新作落語っぽさを強く感じました。これを落語というのは私だけでしょうが。

結論
全年齢作品を甘くみてはいけない。