たぶん声と物語

18歳以上推奨作品を中心としたシチュエーションCD・音声の感想です。

「方言恋愛3 第6話新潟県(出演:平川大輔ほか)」感想

方言を話す男性との出合いとその後を描いたドラマCDの第6話です。

 

出演者(敬称略)かっこ内は出身地もしくは育った土地

平川大輔新潟市

小林沙苗静岡県

矢島晶子柏崎市

阪口大助柏崎市

外谷勝由(南魚沼市

藤田昌代三条市

きむらえり

さわいみゆき

 

出張先へ向かうヒロインと帰省先へ向かう押見さんが新幹線の中で出会って、ヒロインとの交流を通じて押見さんが仕事の壁を乗り越える話です。

第6話も第5話同様ヒロインのセリフあり名前無しで、最終トラックのみセリフ無しのシチュエーションCD方式です。

 

30分ほどの作品で大きくストーリーが動く訳ではありませんが、安心して聴ける話でした。

 

この作品の売りの方言について。

実は私、新潟弁のネイティブスピーカーであります。その事を御了承ください。

押見さんの新潟弁はかなり共通語よりです。新潟弁の特徴的なイントネーションとアクセントが弱いです。

東京在住の俳優という設定なので、訛りがとれているのはリアルといえばリアルなのですが、方言を話す男性といえるかどうか。

押見さんのお姉さんや元芝居仲間の藤原さんがいわゆる「ざいごの言葉」を話しているのですから、せめてこの二人と話す時だけでもバリバリに訛ってほしかったと思います。

新潟市出身だという平川さんが本格的に訛ると、押見さんの地元である柏崎の言葉でなくなる可能性もあるわけですが。)

 

 

 

結論

自分の話す方言を話されてもキュンとしない。ときめきもしない。ツッコミはいれる。

 

 

 

 

 

 

「方言恋愛3 第5話福岡県(出演:うえだゆうじほか)」感想

方言を話す男性との出合いとその後を描いたドラマCDです。第5話と第6話が収録されています。今回は第5話の感想です。

 

出演者(敬称略)かっこ内は出身地もしくは育った土地

うえだゆうじ(福岡県)

花澤香菜(東京都)

内海賢二北九州市

佐藤利奈北九州市

松尾大亮(久留米市

吉田典央

岡山美彩

地元関係者で揃えているようです。私は声優さんに詳しくないのでわかりませんが、有名な方々らしいです。

 

北九州の神社に大学入試の合格祈願に来たヒロインが神主の國武さんと出合い、大学に入って就職が決まるまでの話です。

ヒロインは名前は無いですが、最後のトラックを除いてセリフがあります。最後のトラックは、彼のセリフに対してヒロインのセリフが音無しの数秒間という、シチュエーションCD方式です。

収録時間が30分ほどなのでかけ足ぎみに話が進みます。派手さは無いが落ち着いたストーリーでした。

(でも、出会ってすぐ町を案内してもらう展開はドラマの中だけだよなと思う私。)

 

作品のセールスポイントである北九州弁ですが、私は全くなじみがないのでところどころわからない単語がありました。話の内容が理解できないというほどではありませんが。

 

 

 

次回予告

第6話の感想です。いつになるかは未定。

 

「べろあま年上大学教授と媚薬えっち」(CV千渡レナド)感想

千渡さんも同人作品に出られるんですね。ちょっとびっくり。

 

大学生のヒロインはゼミの先生とお付き合いしています。一応ないしょの交際です。(でもバレてる。)

友達との飲み会に行ったヒロインが媚薬を飲んで先生の部屋(大学内)にやってきてエロいことする、エロメインの話です。

 

 

この先生、おだやかな敬語で話します。千渡さんの低音と合わさって、いい具合の大人感があります。

アレシーンも敬語です。アレシーンの後半は先生も媚薬を飲まされますが、媚薬が効いて我慢できなくなってもやっぱり敬語です。

そして、アレシーンの最中先生ずっと実況してます。媚薬を飲んで理性が飛んでいるはずなのに実況してます。どんな体勢でどこをナニしているのか非常にわかりやすいです。(笑)

隠語もバンバン出ます。しかし、「足」とか「腰」とかと同じトーンでごく自然に「○ま○○」とか言うので、単なる体の部分の名前にしか聞こえず全くエロくなかったです。照れも恥らいも煽りも無い隠語はエロくないことをこの作品で知りました。

 

同人・媚薬・隠語の3点そろったエロ特化作品のはずですが、えげつなさやハードさは感じられず聴きやすかったです。時間も1時間弱で長すぎず短すぎずだと思います。(アレシーンが長すぎると寝落ちる私。)

 

 

特典でキャストトークがあります。

声と口調がFMラジオのDJみたいでした。民放FMで似たしゃべりの人がいたはずですが、思い出せません。誰だったかな〜?

 

 

「In the room~イン・ザ・ルーム~」(CV茶介)感想

ネタバレ厳禁。号泣必至。

 

 

この作品を未聴でこれから聴こうとしている方にお願いです。この記事読まないでください。

私、頻繁にネタバレしたくないと申しておりますが、いつもとは比べられないほどネタバレ厳禁です。「In the room」はあらすじを書くことすらできません。私が言えるのは、彼の名前が島崎誠二だということだけです。

 

事前情報予備知識ゼロで聴いてほしいのです。

公式が発表しているあらすじも読まないでください。勘のいい人は内容を予想してしまいます。

サンプルボイスも聴かないでください。茶介さんの声がOKなら大丈夫です。

公式あらすじを読んでサンプルボイスを聴いてからCDを聴いて大後悔している私からのお願いです。

 

 

 

 

ここから感想です。

 

 

泣きました。ボロ泣きです。CDを聴き終わるまで泣いてました。

ヒロインよりも誠二さんのことを想って泣きました。

私は基本的にヒロインの周りを飛んでいる蝿の目線でシチュエーションCDを聴いているので、なおさら泣いてしまったのかもしれません。

ヒロインと一体化して聴く方々はどのように聴いたのか?後半はヒロインと一体化は難しいと思うのですが……。

感動して泣くというよりも、切なくて泣くというほうが合っていると思います。

 

 

 

 

余談です。

私の娘の婿にしたいシチュ彼第1位はこの島崎誠二さんです。娘いないけど。

 

 

「ゴバコイ!~誤爆から始まった恋?!~」(CV三楽章)感想

職場の後輩(ヒロイン)に特殊性癖暴露のメッセージを誤送信してしまった先輩に明日は来るのか?という話です。

 

最初から最後まで笑わせていただきました。笑いっぱなしでした。

 

このメッセージはピーでピーでピーでバキューンという内容です。テレビでおなじみの規制音が実際に鳴っています。

先輩があわててヒロインの元に戻ってきて弁解するのですが、実はこの先輩同人音声好きのオタクでギャグ属性でした。

先輩は叫ぶ、泣く、ボケる、取り乱す、墓穴を掘る、中二病を発症するという具合で、最後の最後まで突っ走りました。これを演じる声優さんってすごいなと思いました。

 

それに対するヒロインも、ツッコミは鋭いわ(シナリオ付です。そちらにヒロインのセリフが載ってます)、責任とって彼氏になれと言いだすわ、先輩の性癖についていけるか確認する為ラブホに行くわで、たいした人物でした。

 

この作品、前述したピーとバキューンの他にも効果音とBGMが鳴りっぱなしです。ほとんどの場面で鳴っています。

シチュエーション音声作品のBGMは賛否が分かれるところですが、この作品に関しては音が無いとつまらないと思います。

 

笑わせる話を作るのは泣かせる話よりはるかに難しいと言われているのに最初から最後までギャグに徹して、しかも効果音とBGMをふんだんに使って作品を作るのは大変だっただろうと思いました。

 

 

 

最後に一言。

ボスニアヘルツェゴヴィナとホテル樹海で吹きました。

「Rouge et Noir~All In~」(CV鷹取玲)感想

第2シーズンの課長の話は暴力団おうりゅう会(漢字不明)との因縁に決着をつける内容です。

 

私、CDを聴き終わったら、拳を握りしめ「よっしゃ~!!」と叫んでガッツポーズをしていました。勝利宣言です。何に対しての勝利かはわかりません。大丈夫でしょうか?

 

この作品は「Eye in the Sky」の続きです。「Eye in the Sky」を聴いてから「All In」を聴きましょう。

おうりゅう会やこうわん警察(漢字不明)と課長との因縁、特別広域捜査課の設立の理由を知っていないと、課長の行動の理由がわかりません。「All In」でも軽く触れていますが「Eye in the Sky」の中ではっきり述べられています。

 

それはそれとして、やっぱり課長はかっこいいです。他の言葉が見つからないです。あぁ、語彙が貧困。

 

 

公式特典も聴きました。

つらくて涙が出ました。

課長の隠していた想いが激しくあふれ出てきて、聴いているこちらは「課長にそこまで言わせるのか!!」と泣きました。

本編が見事なハッピーエンドなので、いっそうダメージが大きかったです。

「Rouge et Noir~Eye in the Sky~」(CV鷹取玲)感想

口は悪いが人使いが荒い、周防課長の話です。

 

犯罪組織ハウスを壊滅させる為、課長が現場に出てきます。ひよっこ(ヒロイン)は周防課長と一緒に捜査することになります。

 

課長がかっこいいです。

ハードボイルドで大人です。

経験に基づいた言動といい、過去のあれこれといい、酔ったひよっこを家に連れてきても手を出さないところといい、ハードボイルドとはこういうものだと言わんばかりにかっこいいです。

そして、家に帰れば猫がいるというのだから、各種要素山盛りもいいところです。

 

お約束のキ○○○の後、捜査が一段落して、課長に

「お前、俺に惚れただろ?」

「俺の女になれ。」

と、言われてしまいます。

はい、よろこんで!!とリアルに返事したのは私です。居酒屋かよ。

 

晴れて恋人になった課長の甘いこと甘いこと。前半がハードボイルドで甘さ控えめだったので、落差(?)がたまりませんな。

 

やっぱりルジュノワっておもしろいと思いました。

 

 

ところで、この2人残業しすぎじゃないでしょうか?過労死ライン超えてませんか?大丈夫でしょうか?