たぶん声と物語

18歳以上推奨作品を中心としたシチュエーションCD・音声の感想です。

「感応時間14~虚像の半身~」(CV阿部敦)感想

アダム君は工場長さんが会社に無断で作ったAIの人です。ヒロインは本社のカウンセラーです。
ヒロインが工場長さんのいない隙にアダム君に会いに来る話です。
防犯カメラがあるはずだから、絶対バレてるよな。


ヒロインはアダム君のいるモニターの向こうの電脳空間に入ります。
その電脳空間の電子の海でたゆたいます。これがとても心地よいです。あまりの心地よさに寝落ちするくらいです。

そして、感度を上げられてアレシーンになります。
全年齢作品ですが、アレシーンありです。
朝チュンでもなく、比喩による擬似シーンでもなく、直接的な描写は出てきませんが息づかいとセリフでやってることがはっきりわかります。
いいのか?私はとっくの昔に成人してるからかまわんけど、いいのか?

あれこれあって時間が過ぎて、アダム君はヒロインをあっさりモニターの外に帰します。
こっちはまだ帰りたくないのですが。
「果たして貴女は戻れるのだろうか?」という説明文はいったい何?
このシリーズ、説明文と内容のズレがありますな。

モニターの外に出てからアダム君と話をするのですが、切なくて胸がキュンキュンします!!
好きだけど同じ世界にいられない、というのが切なくて……。アダム君は好きだという気持ちをこちらにガンガン伝えてくるので、なおさら切ないです。



工場長さんの出てくる13も聴いてみました。
14と比べると、音がかなり小さいです。
こちらもぼやかしていますが、アレシーンありです。


結論
全年齢の基準って何だろう?